2011年5月28日土曜日

サーファーもアスリート?

色んな大会をプロデュースする中で気になりだした事が有る。
選手がヒートに臨む前の時間を、どの様に過ごしているかが気になりだした。

野球・サッカー・ボクシング・ゴルフ・陸上競技・水泳等々のアスリートのほとんどが、1時間前位からアップすると聞いた。

テレビ等の中継とかでよく見る光景が、控え選手でも出番が有る無しに関らず、アップしいている
競技種目によっては、時間が1~2時間を越える競技もある。
その1~2時間に、いつでも出番が来ても良い様にアップしている。

どの選手もアップだけでも汗をかくほど、念入りにアップをしている。

フルマラソンの選手でも42km走る前に数キロ走ってアップしているのも良く見る。


サーフィン競技に戻すと、ヒート前にアップしている選手はほとんどいない。
プロ・アマ関係無くヒート前にアップをしている選手を見かける事がほとんど無いけど・・・。(見えない所でやっているのかな?)

有るプロサーファーに聞いたが、『ヒート前は音楽を聴きながら試合を観戦し、波を見ながらイメージをする』と聞いた。(と言うか見たところ、ほとんどが周囲とだべり。)
直後にエントリーチェック。其のままヒートに入る。

『これでは、イイ波を取るイイ波に乗るとかの前に体が動かんのでは?』

アスリートなら2~3ヒート前には波を見ながらでもいいし、ヒートを観戦しながらでもいいから十分に体をアップさせる。
十分に体を温めほぐす方がヒートに集中出来るのでは?

ストレッチはアップ以前の事でアップにはならんだろう。

それと体が硬い。

中3年でプロになった『渡辺 寛』
寛プロもムラサキスポーツに預けた以上、育て方等全てに口は挟むつもりは無いが・・・。
こいつも高校1年生16歳にしては、60の俺より体が硬い。

前屈・開脚・股関節全てが硬い。

若い内はサーフィンが上手いだけで通じるだろうが、中堅位に成れば怪我(骨折・靭帯・腰痛・頸痛・・・・・。)をしない様に体のケアが大事になって来る。

筋トレも大事だろうが、いっちょまえのアスリートと自負するなら他のスポーツのアスリートが競技に取り組む姿勢も参考にした方がいいのでは?

ま、俺らが何だかんだと言っても、自分なりの調整方法がそれなりに有るのだろうからしょうがないんだろうが・・・。

サーフィン競技にはシッカリとしたコーチングシステムが整備されていないからしょうがないのか?

サーフィンアスリートを育てる。

小さい子供達がイッパイ育っている。
親もスポンサーもしかり、もっとしっかりとした育て方・システムを作らないと、海外サーファーにはいつまでたっても勝てないだろうし、競技としてのサーフィンの発展は????