先日、静岡で『NPO・マリンプロジェクト』を開催されている芦川さんとお会いし、焼酎を交わしながら話しをさせて頂いた。奥さんが静岡3区・NSA支部長を今年度からされるとの事。
2007年の活動報告・磐田市長杯について。フリーペーパー作成配布。メインポイントになる豊浜海岸のビーチの維持。静岡県・磐田市と地元企業・ヤマハ発動機が積極的に参加し海岸を守る方法『養浜・サンドバイパス』について等など・・・色んな話しを聞いた。
サンドバイパスについてはネットで『サンドバイパス』を検索すれば静岡県の事業が紹介されている。
豊浜海岸には年間3万人のサーファーが訪れるとのことだ。磐田市といえばサッカーJ1のジュビロ磐田があり、サッカーの町としてサッカーがメインの町だが、その磐田市がサーフィンをスポーツとして認めてくれたようなものだ。
『NPOマリンプロジェクト』の地道な活動を認め、海に対する意見を取り入れ『サンドバイパス工法』を取り入れた。
結局、磐田市のサーファーは自分達でサーファーの居場所を手に入れたと言う事である。
宮崎も観光事業としてマリンスポーツを提唱し、その恩恵に多少なりとも授かっているはずだ。
にも関らずあまりにも海に関して無関心すぎる。
海に関して興味があるのは『漁業』『港湾『・河川事業』??ビーチが少し削られるとすぐテトラポットやコンクリートで固める。
宮崎の日豊海岸・日南海岸をコンクリートで全部固めるつもりなのか??
何年か前に赤江浜の人口リーフ設置に関するヒヤリングに参加し、先に述べた『養浜』『サンドバイパス』を提案したが、行政は『養浜』と言う言葉すら知らなかった。『サンドバイパス』については話を取り上げてもくれなかった。
行政自体が海・ビーチに関し無知な結果が今の宮崎の海の環境を崩壊させている。大学教授が何万分の一でジオラマビーチを作り・テトラ・防波堤を作り水道水で海を作り、うねりを作り砂の溜まり方のデータを作る。しかしそこで使われているビーチの砂は本物!本当の自然のビーチのデータが作れるはずが無い。
しかも地図上のうねりの入射角は全て同方向。うねりの角度が絶えず変化する事はサーファーなら知っているよな。まだここでは書き足らないが、多分どこかの大学教授・3~4年で人事異動する土木事務所・国交省の職員より俺らサーファーの方が海には詳しい。それだけ毎日その海を見ているし実際そのビーチを素足で感じているのもサーファーだよな。
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